目的 | 土地に宿る神を祝い敷地を清めることで、工事が安全に滞りなく行われ、建物が無事に完成するよう願うために行われます。 |
時 | 敷地に既存の建物がある場合は、それが撤去され、整地された後に行います。 基礎工事に着手する前です。 大安、友引など良い日の午前中を選びます。 式に要する時聞は準備も含めて1時間くらいです。 |
場所 | これから建てようとする建物の敷地で行います。 |
参加者 | ・神主様工務庖で手配することもできます。・御施主様どなたか1名でも構いませんし、御家族全員で参加していただいても構いません。・設計者/施工者工務庖の者が2名程度。基礎工事業者が出席することもあります。 |
用意するもの | お供え物の野菜、砂、米、酒、塩、竹は工務店で用意します。(神主さまによって違います。) |
費用 | 神主様に直接お渡しください。祝儀袋には「玉串料」とお書きください。 |
では、地鎮祭当日の様子を順を追って見てみましょう。
まずは、建物のおおよその中心をはかり、4本の杭を打ちます。
そして、杭に竹を結びます。
祭壇、お供え物、お酒、盛砂、スコップをセットします。
ここまでは神主様と工務店で行います。
竹に「ひもろぎ」を結びます。4本の竹に麻ひもをしばり、これに紙垂と言う
和紙を切ったものを取り付けます。麻ひもや和紙は用意しますが、
この作業には御施主様も一緒に参加して下さい。
紙垂は、ねじってある麻ひもを少し逆にゆるめて、そこに挟んでつり下げます。
これで準備が整いました。人が揃ったところで地鎮祭を始めます。
式そのものは神主さん指示で行われます。
神主様のおっしゃる通りにしていただければ構いません。
2.降神の儀 3.献せんの儀 4.祝詞(のりと)奏上 6.鍬(くわ)入 7 玉串奉奠(たまぐしほうてん) 神主さんの前でー拝(15度くらい体を傾けてえしゃくする)し、 8.撒せんの儀 9.昇神の儀 10 直会(なおらい)の儀 |
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